イスラ・ムヘーレス島は、カンクンからフェリーで約30分のところにある、小さな島です。白い砂浜にエメラルドグリーンの海。ザ・カリブ海で泳いでみたいという方には、必見の場所です!
旅の予定に余白を設けていた弟と私は、『綺麗な海でシュノーケルでもしようか』という軽い気持ちで、現地のオプショナルツアーにさくっと予約しました。
予約場所は、ショッピングモールLa Isla Cancún(ラ・イスラ)敷地内。キオスク型のツアー会社です。(ツアー2日前)
ツアー出発
当日は、ホテルで水着に着替え、タオルを借りて、朝9時に出発。
赤バスに乗り、フェリー港へ。港では予約内容の確認と同意書にサインをします。
フェリーの名前はクラーケン!
フェリーでの時間
50人程が乗りこむフェリーは安定していて、船酔いの心配はなく、快適に過ごすことができそうだな、という感じです。
大半がアメリカ人、そしてフィリピン人、中国人、そして一組の日本人の年配夫妻が乗っていました。
みんな体型が違う。縦にも横にもとにかくデカい。
目の前にはイスラ・ムヘーレス島がうっすら見えています。距離的には、30分弱の船旅です。しかし・・
いざ、出発
船のクルーが現れ、マイクを持ったと思ったら、爆音のクラブミュージックがかかり始めました。そして、複数のクルーたちが、一人一人に合わせた登場曲とともに、現れました。
彼らは船の中央に踊りながらいき、これまた爆音のマイクで「騒げ、パーリーピーポー」的なノリで話しながら、各々自己紹介をしていきます。(小さい子連れの乗客もいるんですよ・・w)
結論、片道2時間くらいこの調子での船旅の始まりでしたw (普通なら30分です)
ハンターハンター1次試験開始
事前に聞いていなかったのですが、船旅の途中でシュノーケリングができる、というアナウンスがありました。
ラッキー!波が穏やかなポイントで、エメラルドグリーンの海を泳ぎながら、かわいいお魚たちをちゃぷちゃぷ見るのかと思っていました。
すると・・深く青が濃いカリブ海のど真ん中で、「さぁ全員フィンを着けろ!」的なノリが始まりました。(希望者のみだけど、希望しないとか受け付けないノリ)
私も海に飛び込むと、まー寒いし、波がたっかい!からの、「先頭のクルーが引く黄色いロープを絶対に離すな!」という指示のみで、みんなガンガン進んでいきます。
そして何故か弟が降りてこない。フィンが足にフィットしなくて諦めたとのことでした(ぉぃ)
結果分かったのが、
やっとランチ👴
ランチ場所に到着。まだイスラムヘーレス島ではありません。
着いた頃には5歳くらい老けてました。
ランチの内容は、いわゆるツアー客用のブッフェ。8種類ほど。
タコスに、白身魚などなど。意外と美味しかったです。
鳩みたいな鳥がたくさんいました。
ゴルフカートでの島内半周
ランチを済ませたら、またフェリーに15分くらい乗り、ようやくイスラムヘーレス島につきました。(この15分のうちにまた騒ぐのではないかと、ビクビク)
島内観光でぜぇっったいに外せないのは、ゴルフカートでの島内半周です!
(話が逸れますが、夕食時に話したアメリカ人の方とも、イスラムヘーレスに行った話をしたら、ゴルフカートしっかり乗ったか聞かれましたw)
ここで注意点!ゴルフカート乗車時には、料金に加え、パスポートをゴルフカート屋に預けることになります。
最初は、命の次に大事なパスポートをこの人たちに預けてよいものか、と疑いましたが、まあ観光客の9割はやってるので、大丈夫かと結論付けました。
さて、目指すは島の最南端、Punta Sur!
そこの灯台からは、イスラムヘーレス島の絶景を眺めることができます。
また野生のイグアナや、人魚像とも記念写真が取れますよ!
でも何より、弟と私が気に入ったのが、ゴルフカートでのドライブでした。踏み倒しても30kmくらいしか出ないので、ペーパーの方でも大丈夫!綺麗な海と海風に吹かれ流れのドライブは最高でした!
メインビーチ
最後に、島の中心部にある、メインビーチへ。
白い砂浜とエメラルドグリーンの海は、カリブ海にキター!と思わせてくれること間違いなし。
オススメは、ビーチ横で売っているココナッツジュースを飲むことですね。味薄くて別においしくないんですけど、雰囲気がなにより!店員のおじさんに何人?と聞かれ日本人と答えたら、「おはようございます」と言われました。(そこ、おはようなんだ?)
帰りの船はどこ・・?
さて、街ぶらや、ビーチのお土産屋も一通り散策したら、帰りの船便の時間になりました。
集合時間より若干早く集合場所にいくと・・
誰もいませんww
まさかと思い、私は待機しつつ、弟に船着き場を見てもらうと、クラーケン号にもう並んでいましたwww (そういうとこだよw)
脚の砂を落とすために水をかけてもらって、船に乗り込みます。
船のクルーが本気だしてきた
さーて、こっからがクライマックス。
行き同様、爆音パーリーミュージックが流れ始め、船の真ん中で踊り始めます。さらに帰りは拍車がかかり、ツアー参加者をダンスに巻き込みます。
最終的には、船の半数が列をなして踊っていました。
一方、お酒がまわって全力船酔いしているguyもいて、船の後ろ端で沈んでおり、パートナーが介抱している様子も・・。弟がその様子を見て、彼のことを「一方その頃」と名付けていました。(わら)
最終、この船旅が良かった人はチップを!といって、クルーがバケツを回していました。こうやってローカルツアーは盛り上げて、口コミから顧客の争奪戦をしているのだなぁと思いました。
最後船着き場に降りたとき、なぜか「一方その頃」君が一番初めに降りて、桟橋をスタスタ歩いていました。(なんやねん)
みんなもツアー選びには注意してね
こんな感じで、イスラムヘーレス島がメインなのか、船旅がメインなのか分からない一日を過ごしましたw
現地ツアーは、こんな方にはオススメです。
でももし、移動はゆっくり海を感じながら、スムーズに島へ到着して、島での時間をたっぷり使いたいという人は、気を付けてツアーを選んでくださいね!