楽天SPU: 米国株式投資で+0.5倍のメリット
楽天市場でお得に買い物するには「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の達成が鍵。特に楽天証券で米国株式を購入し、SPUを+0.5倍にする方法は、誰でも達成できます。達成すると、その月の初回の買い物まで遡ってSPUが適用されるのが嬉しいポイントです。
使用する楽天ポイントは、1ポイントでもOK
SPU達成の条件
SPU+0.5倍の条件は、
「楽天ポイントを1ポイント以上利用して、30,000円以上の米国株式を購入すること」
現金と組み合わせが必要になります。(例:1ポイント+29,999円)
対象ポイントは「うち投資可能ポイント」だけ!
注意すべきは、投資に使えるのは全保有ポイントではなく、「うち投資可能ポイント」のみという点です。
「うち投資可能ポイント」の確認方法
- スマホサイト:右上「マイメニュー」>「ポイント・SPU」>「うち投資可能ポイント」
- PCサイト:ログイン後、右側の「会員ステータス」欄(例:ダイヤモンド会員の下)
対象外のポイント
「うち投資可能ポイント」に含まれないポイントは以下のものです。
- 期間限定ポイント
- 他ポイントから交換したポイント
- 運用中ポイント
あまり記載のない「運用中ポイント」について
運用中ポイントとは以下を含みます。(内容については記事後半を参照)
- 利息プラスポイント
- ポイント運用
- ポイントビットコイン
- ポイント定期
これらにポイントを預け入れてポイントを運用している場合、そのポイントは今回紹介する「米国株式へのポイント投資」には活用できません。そのため、使用する場合は一度引き出す必要があります。
運用中ポイントの引き出し例
5,000ポイントを「利息プラスポイント」から引き出した際の、「うち投資可能ポイント」への反映のされ方を画像で御覧ください。(端数の変化はご容赦ください)
利息プラスポイント引き出し前:
125,778ポイント
利息プラスポイント引き出し後:
120,771ポイント
利息プラスポイント引き出し前:
うち投資可能ポイント=7ポイント
利息プラスポイント引き出し後:
うち投資可能ポイント=5,007ポイント
米国株式で使用したポイントの確認方法
利用ポイントの確定時間
ポイントが利用されるのは、国内約定日の15:45時点で「うち投資可能ポイント」にあるものです。
- 楽天PointClub:ポイント実績(国内約定日の18:00以降に確認可能)
- 楽天証券PCサイト:マイメニュー>「ポイント設定・SPU」>「ポイント履歴」(翌日5:00以降)
SPU反映の確認方法
楽天証券PCサイトの右側「SPU」欄で、条件達成を確認できます。達成日は、合計30,000円を超えた日の16:30頃に「達成」と表示されます。
注意点
- 楽天ポイントのみでの米国株注文は不可。現金との組み合わせが必要です。
- 注文時にポイント利用数を設定できないため、事前に「ポイント利用設定」を忘れずに。
ご参考:「運用中ポイント」の内容
下記はいずれも楽天ポイントを運用するサービスで、現金は不要です。SPUは適用範囲外になります。
サービス名 | 内容 | 手数料 | リスク |
---|---|---|---|
利息プラスポイント | 楽天ポイントの預金に似たサービス | 原則無料 | 低 |
ポイント運用 | ポイントが投資信託に合わせて増減するサービス | 投資信託の手数料など | 中~高 |
ポイントビットコイン | ポイントがビットコインの変動に合わせて増減するサービス | 売却手数料など | 高 |
ポイント定期 | ポイントを固定期間で預けるサービス | 原則無料 | 低 |
利息プラスポイント
- 預金のようなイメージ: 楽天ポイント(通常ポイント)を預けると利息としてポイントが付与されるサービスです。年利0.108%でポイントが増え、必要なときに通常ポイントとして引き出して利用できます。
- オススメの人: 貯まった楽天ポイントをすぐに使用する必要のない方。月に数ポイント~十数ポイントでも貯まると嬉しい方。
ポイント運用
内容:
- ポイントを投資: 貯まった楽天ポイントを投資信託に交換し、投資成果を目指すようなサービスです。「全世界株式と、代表的な債券」に投資するイメージ。アクティブ・バランスの2コースから選択可能。2コースの違いは、株式:債券の投資配分にある。アクティブは7:3、バランスは3:7。
- オススメの人: 投資であるため、元本保証はなく、損をする可能性もある。一方で、数十~数百ポイントと、利息プラスポイントに比べ、大きなリターンが期待できる場合もあるため、楽天ポイントを積極的に増やしたい方にオススメ。
手数料:
- 投資信託の手数料: 投資信託の種類によって、購入時や売却時に手数料がかかる場合があります。
- その他の費用: 運用管理費などがかかる場合があります。
ポイントビットコイン
内容:
- ポイントでビットコインを購入: 楽天ポイントを追加することで、仮想通貨のビットコインの価格変動に合わせてポイントが増減するサービスです。
- オススメの人: ビットコインの価格は変動するため、購入時の価格よりも下落している可能性もあります。売却する際に、10%の手数料がかかります。
ポイント定期
内容:
- 固定期間で運用: 一定期間、楽天ポイントを預けることで、満期時に元本と利息を受け取れるサービスです。
- 安全性: 元本保証されているため、元本が減ってしまうリスクは低いですが、金利は変動する可能性があります。
まとめ
各サービスの特徴をまとめると以下のようになります。
どのサービスを選ぶべきか
- リスクを避けたい方: 利息プラスポイントやポイント定期がおすすめです。
- 積極的に増やしたい方: ポイント運用やポイントビットコインがおすすめです。
注意点
- 各サービスの詳細な内容や手数料は、変更される場合があります。
- 投資は元本保証ではありません。ご自身の判断で投資を行ってください。
- 各サービスの利用規約をよく読んでからご利用ください。
より詳しい情報を得るには
- 楽天証券の公式サイト
- 楽天銀行の公式サイト
これらのサイトで、各サービスの詳細な情報やシミュレーションなどを確認することができます。
免責事項:この情報は一般的な情報であり、投資に関するアドバイスではありません。投資はご自身の判断で行い、損失が発生した場合でも、当方は一切責任を負いません。
楽天ポイントを賢く使って、米国株投資とお得な買い物を両立させましょう!